『リバティーン』 | ブラックジャックによろしく哀愁

『リバティーン』

『リバティーン』(2006年4月8日公開)

ジョニー

1660年代。王政復古のイギリス。

天才詩人との呼び声高いジョン・ウィルモット・ ロチェスター伯爵(ジョニー・デップ)は、数々の傍若無人な振舞いのため国王 チャールズ二世(ジョン・マルコヴィッチ)の怒りを買い、追放されていたが、三ヵ月後に恩赦を受け、ロンドンに戻ることになる。
一緒に向かう妻のエリザベス・ マレット(ロザムンド・パイク)のスカートの中に手を差入れるジョン。
馬車の中、2人は愛を交わす。ロンドンへ戻ったジョンは、演劇談義に花を咲かせる悪友たちがたむろするバーに立ち寄る。

そこで自分が追放された武勇伝を語り、拍手喝采を浴びる。

そしていつものように芝居小屋へ繰り出す。

これがジョンの以前と変わらぬロンドン生活なのだ。
舞台が始まると消え入りそうな声で台詞を吐く女優に客席は大ブーイング。

しかしジョンは彼女の隠れた才能に気付き楽屋を訪ね、自分が演技指導したいと申し出る。
その女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)はジョンの熱意に押され、しぶしぶ引き受けることになる。
翌日から一対一の舞台稽古が始まった。

2人はいつしか惹かれあうようになっていた。

やがて舞台初日。
情感のこもったエリザベスの演技に、会場は騒然となり拍手喝采を浴びせかける。

彼女は様々な誘いを断り、楽屋でジョンを待ちわびるが彼が帰ったと聞き失望に打ちひしがれる。
その夜中、遂に自分の気持ちを爆発させてしまったジョンはエリザベスのアパートまで馬を駆って戻っていく。

「もう自分の気持ちを抑えるのはヤメだ!」と雨の中、絶叫しながら。
英仏の関係を改善するため、フランス大使を招く歓迎式典が迫っていた。

チャールズ二世は式典で上演する戯曲の執筆をジョンに依頼する。
「私のためにシェークスピアを超えるものを書いてくれ」と。

しかし、彼が舞台で披露したのは、王政をセクシャルに揶揄した衝撃的な内容だった。

当然のごとく 再びロンドンから追放され、追っ手から逃げ回る生活を送るジョンだったが--。
果たして彼は、恵まれた容姿と才能を持ちながら、なぜこれほどまでに破滅的な人生を選んだのか?
そして、エリザベス・バリーとの恋の行方は?


ジョニー・デップの期待の新作映画です。

ジョニー・デップは「ショコラ」以来期待している俳優さんです。

ずいぶん前からアカデミー賞のオスカーを期待しています。

もしかしたらこの映画で・・・。

私もこの映画公開楽しみにしています。

ジョニー・デップの魅力が生かされる作品だと期待します。


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